テーマ: ミステリ読書録2005

第1位「終戦のローレライ」(福井晴敏)

 栄光の2005年読了のタイトルの中での第1位は、もちろんこれです「終戦のローレライ」。  ほんと、管理人の中でこれは別格でした。歴代読んだミステリの中でも、これは管理人の中では「葉桜の季節に君を想うということ」(歌野晶午)と1、2を争っています。それほどの傑作でした。  ときは太平洋戦争時。終戦間際の昭和二十…
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第2位「亡国のイージス」(福井晴敏)

 さて、いよいよこのランキングも残すところ2作品となりました。ここから上は、管理人の中で は別格扱いになります。その先陣、第2位は「亡国のイージス」です。  正直言って、この作品をミステリのランキングに組み込むのはどうかなぁ……という気もしないこともありません。しかしまぁ、触れ込みは「ミステリ」だし、日本推理作…
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第3位「死神の精度」(伊坂幸太郎)

 この作品はほんとユーモラス! タイトルはなんだか重苦しい感じがしますが、ぜんぜんそんなことはない! どっちかというとコメディタッチで楽しめます。とはいえ、その中にも胸にズシンとくるような重たさもあるわけですけどね。  ストーリーは千葉という正真正銘の(?)死神のフィルターを通して語られる6つの物語をあわせた短篇集。…
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第4位「容疑者Xの献身」(東野圭吾)

 2005年このミス1位に輝いた作品です。その実績どおりの秀作で、もう少し上に押したい気持ちもありましたが、昨年は「あれ」を読んでしまったので……必然的に、このミス1位の作品も、管理人が2005年に読んだ作品をすべて対象とする当コーナーでは4位に留まってしまいました。  それでもやはりおもしろい! 倒叙型のミステリ(…
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第5位「グレイヴ・ディッガー」(高野和明)

「13階段」に肩を並べる会心のサスペンスでした! ストーリーは改心した元悪党、八神をメインの視点に据えて展開していきます。その彼が骨髄ドナーとなって他人の命を救おうとするんですが、その前日に連続猟奇殺人事件に巻き込まれ、謎の殺戮者グレイヴディッガー(=墓堀人)、謎の一団、そして警察にも追われる羽目に……。  ここでひ…
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第6位「果つる底なき」(池井戸潤)

 第44回江戸川乱歩賞を受賞した作品です。テーマは、これまたミステリとしては珍しい「銀行」が舞台。友人である銀行員の謎の死の原因を突き止めようとするひとりの男。真相に近づくに連れて明らかになっていく銀行の暗闇……。  このストーリーは「伊木」というイチ銀行員の視点を通して書かれています。そしてその展開は生粋のハードボ…
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第7位「ガラスの麒麟」(加納朋子)

 通り魔に襲われた十七歳の女子高生安藤麻衣子。美しく、聡明で、幸せそうに見えた彼女の内面に隠されていた心の闇から紡ぎ出される六つの物語。少女たちの危ういまでに繊細な心のふるえを温かな視線で描く、感動の連作ミステリ。(講談社文庫・背表紙)  ……というような内容なんですが、十代という特異な年代の少女たちの不安定な、より…
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第8位「サウスポー・キラー」(水原秀策)

『このミステリーがすごい!』大賞第3回2005年大賞受賞作のこの作品。テーマは野球です! 旧体質が抜けない人気プロ野球チームの中で、脅迫を受けながらも孤軍奮闘していくピッチャーを主人公に据えたストーリーです。要はその「脅迫者」が誰かっていう話ですね。  もしかしたら、テーマが「野球」だから、野球馬鹿の管理人がこの作品…
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第9位「ダレカガナカニイル…」(井上夢人)

「ミステリー、SF、恋愛小説、すべてを融合した奇跡的傑作!」という風に背表紙のあらすじには書いてありました。ちょっと「奇跡的」っていうのは誇張が入っているような気もしますが、それにしてもなかなかの感動を生み出す良作です。  SFとミステリ――「非現実的な設定」と「現実的な解決」が求められる両者。普通なら相容れない概念…
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第10位「女子大生会計士の事件簿①~③」

 う~ん、今年はこれにはまりましたねぇ。「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」で一躍有名になった山田真哉氏の著書。本人も言っているとおり、はっきり言ってミステリとはちょっと違うかと思いますが、ミステリ的謎解き要素があるってことで、この「ミステリ読書録」に加えてみました。  前代未聞の会計トリック……。高校は商業科、大学は経…
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