テーマ: 2005Vへの使者たち

⑫一打でチームの空気を変えた男・中村豊

 今シーズン優勝のターニング・ポイントとなった試合をあえてひとつ選ぶとすれば、間違いなく9月7日の対中日戦を挙げるだろう。前日の試合で2位・中日が首位・タイガースを下し、そのゲーム差「2」となって迎えた天王山であった。  試合は川上・下柳の白熱した投手戦で幕を開けた。しかし4回に1点をタイガースが先制する。6回からタ…
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⑪開幕ローテ入りを果たした大物ルーキー・能見篤史

 4勝1敗。それほど勝ち越したわけではない。登板試合も中継ぎを含めて16試合。防御率に至っては5.57。本来、ここで語られるべき選手ではないかもしれない。しかし彼はルーキーながら、管理人にとって今季忘れられない勝利を虎にプレゼントした。  能見篤史。25歳。7年まえの高校生時代は、タイガースの旧エース・井川慶や元オリ…
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⑩セ界一のリードオフマン・赤星憲広

 今年のタイガースの打線は、2003年優勝時以上に機能を果たしていたように思う。1番が出塁し、2番が進塁打。そしてクリーンアップで走者を還す。各打順に与えられた役割をこなす人材が、適材適所にうまく振り分けられていたような気がする。  2003年の打線。1番は切り込み隊長としては申し分ない今岡だったが、その今岡はかなり…
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⑨松坂との同期「18」対決を制し飛躍・杉山直久

 5月18日。西武との交流戦2試合目のマウンドに、杉山は上がった。相手は同期の松坂である。  杉山は俗に言う「松坂世代」のひとりだ。大卒なので今年が3年目。その3年まえ、好素材がごろごろ転がっている大学生の中で、杉山はタイガースの自由獲得枠に選ばれ入団を果たした。  しかし最初の2年は思うような結果を残せなかっ…
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⑧グラウンドに舞い戻った不死鳥・浜中おさむ

 セカンド・ベースに達したとき、溜まっていたものが一気に噴き出した。右手の拳を握りしめ、何度も力強く振った。そして渾身の雄叫び。浜中おさむが復活を遂げた瞬間である。奇しくも、あれからちょうど1年が経過した5月6日のことだった。  2年まえの優勝シーズン、浜中は若手の新4番打者としてスタートした。5月中盤までに13本の…
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⑦ルーキー・イヤーの屈辱を胸にブレイク・鳥谷敬

 2003年ドラフトのナンバー・ワン野手として、鳴り物入りでタイガース入団を果たした鳥谷。得意ポジションのショートには、当時その年に3割をマークした藤本がいた。それでもアマチュア時代の実績を買われて、2004年開幕スタメンに抜擢された。  しかしシーズンの結果は散々だった。打率は.251。本塁打は3本。開幕直後に前年…
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⑥先発転向元年で2ケタ勝利! 安藤優也

 後半戦だけで7勝。さらにすごいことには、その間、安藤が先発した試合はすべてチームは勝利を収めている。前半戦の安藤の低迷から考えれば想像もつかないことだ。  先発転向元年。前回優勝した2003年、今年の球児のような鉄壁のセットアッパーを演じていたのが安藤だった。しかしその疲労が祟ってか、昨年は思うような成績を残せずじ…
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⑤広島からやって来た優良助っ人・アンディ・シーツ

 昨年タイガースに在籍していたタイガースの外国人や手の名前を2人言えますか。その前年は。さらにその前年は……。外国人野手の不作で知られるタイガースに、85年以降バース、フィルダー、オマリー、アリアスに次ぐ4人目の優良助っ人がやって来た。それがアンディ・シーツである。  もっとも、シーツには日本での実績もある。昨年まで…
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④チャンスに燃える選手会長・今岡誠

 今日の試合(10月2日)でレフトに29号のソロホームランを放ち、ついに打点は146になった。チームの個人打点記録に並ぶ数字である。昨年まで任されていた先頭打者から、今年はポイント・ゲッターの5番に移った。岡田監督の選手配置転換の目玉とも言えるこの組み換えは、見事なまでにはまった。  得点圏打率は.369(10月1日…
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③熟練の味を増したベテラン・下柳剛

 誰が予想しただろうか。井川、福原と左右の両エースが崩れる中で、先発ローテーションの支えとなったベテラン・サウスポーの下柳の活躍を。  3年まえ。日本ハムとの3対3のトレードで下柳は阪神にやって来た。そのときタイガースにとって交換要員の目玉だった選手は、キャッチャーの野口。下手をしたら、もうひとりの要員・中村豊よりも…
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②フル出場にこだわる4番アニキ・金本知憲

 広島東洋カープからFA移籍してきて3年目。この3年間で金本は、2度の勝利の美酒を味わった。2003年は繋ぎ役の3番として、そして今年はチームの主砲・4番打者として。  9月29日現在、成績は打率が.325(セ3位)、本塁打が38(同2位)、打点が120(同2位)。すべての部門に渡って好成績を残している。もちろんこれ…
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①球界史上最強の中継ぎトリオ! JFK!

 今年のタイガースの下馬評は、決してよくなかった。いちばんの理由は、投手陣に対する不安である。勝利を計算できる先発投手は井川のみ。少し幅を広げて福原が入るくらい。下柳は年齢が不安だったし、先発転向の安藤もオープン戦で結果を残せなかった。新戦力の能見やブラウンらは実力未知数。そんな苦しい先発陣の台所事情。しかしもっと苦しかっ…
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